BLOGブログ
BLOG

野球肩・投球障害肩

2019/01/18

野球肩・投球障害肩とは、野球をはじめとするバレーボールやテニス、バトミントンなどのオーバーヘッドスポーツに多く発症し、肩痛や不安感、脱力感により投球などのパフォーマンスが障害される病態の総称です。近年、画像診断、関節鏡検査の進歩により、腱板、肩峰下滑液包、上腕二頭筋長頭腱の炎症や断裂、上方関節唇損傷、Bankart病変などの関節唇病変、神経絞扼、圧迫性障害など、投球障害肩に関する解剖学的な損傷部位が解明されてきましたが、病態に関してはいまだ不明な点が多くあります。

投球動作は非常に高度な複雑な動きであり、肩関節複合体にとって、大きなメカニカルストレスが生じやすいスポーツ動作です。肩関節は、可動性と機能的安定性の精巧なバランスが要求され、このバランスの破綻が障害を引き起こします。

投球障害肩では、運動連鎖の破綻が障害発生の一要因となることも多く、局所の機能改善にとどまらず、肩甲帯、体幹、骨盤帯、下肢のなどの全身機能に対しても治療を行う必要があります。