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骨折 2 |武蔵新城のY's鍼灸接骨院

2022/07/16

武蔵新城のY's鍼灸接骨院は、骨折についてご説明いたします。

以前、いくつかご説明させていただいた骨折の分類について補足させていただきます。今回は、骨折部と外創との交通の有無による分類について、ご説明いたします。

□ 骨折部と外創(傷口)との交通の有無による分類

被覆軟部組織の損傷(傷口)と骨折部との交通があるかないかで分類します。

○ 閉鎖性骨折(皮下骨折、単純骨折)

創部(傷口)と骨折部の交通がないものをいいます。

○ 開放性骨折(複雑骨折)

創部(傷口)と骨折部との交通のあるものをいいます。軟部組織に損傷を受けて、それが骨折部と交通しており、ひどいものは骨片が皮膚外に露出してしまいます。細菌感染の危険があるため専門医に託します。受賞後6~8時間以内のいわゆるゴールデンアワーに適切な創処理を行うことにより、一次的に創閉鎖が可能になります。骨折と無関係な骨折周囲の軟部組織損傷を伴う場合は、閉鎖性骨折の範囲ではありますが、細菌感染の危険性もありますので取り扱いは開放性骨折に近いものと考えて慎重に対処します。

また、骨折線の方向による分類で、粉砕骨折というものがあります。粉砕骨折は、骨が砕けて小骨片が多数あるものをいいますが、複雑骨折と混同しやすいので、気をつけてください。