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手指の変形性関節症|武蔵新城のY's鍼灸接骨院

2022/11/28

武蔵新城のY's鍼灸接骨院は、手指の変形性関節症であるへバーデン結節とブシャール結節についてご説明いたします。

指の第一関節にあたる遠位指節間関節になってしまう変形性関節症をへバーデン結節とよび、指の第二関節にあたる近位指節間関節になってしまう変形性関節症をブシャール結節とよびます。

基本的には、加齢に伴う退行変性ですが、遺伝性の証明される例もあります。

40歳以上の女性に多く、性差は1:10程度といわれています。へバーデン結節のほうがありふれていて、ブシャール結節はへバーデン結節のある20%に合併するといわれています。

両手の複数の遠位指節間関節や近位指節間関節部に軽度の痛み、こわばり感ともに徐々に出現していきます。最初は軽度の発赤と熱感を伴うことが多いです。関節裂隙の狭小化と両側方への骨棘の形成によって関節部は節くれ立ってきます。ときには、側方に脱臼して曲がることがあるほか、軽度屈曲位で拘縮を起こすこともあり、運動は軽度に障害されます。

変形が治ることはありませんが、一定のところで変形の進行は止まっていき、痛みもないし消失していきます。