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腰椎分離症|武蔵新城のY's鍼灸接骨院

2022/10/09

武蔵新城のY's鍼灸接骨院は、腰椎分離症についてご説明いたします。

腰椎分離症は、腰椎の上関節突起と下関節突起の間をつなぐ椎弓の峡部という狭い部分において骨性の連続性を欠く状態のものをいいます。大多数の症例では青少年期の過度のスポーツが原因と考えられることから、青少年における腰痛の原因疾患の1つとして重要です。多くは第5腰椎に発生し、X線学的には45°斜位撮影像でよくとらえられます。

エスキモーで発生率が非常に高いこと、潜在性脊椎破裂を併存する傾向、そして家族性集積性が認められることがあることから、かつては遺伝的素因説が有力でした。青少年の約10%にみられ、スポーツ愛好家や選手ではスポーツの種類によっても異なりますが、一般の子供の約3倍の発生率になります。これらのことから、最近は成長期での活発な運動、特に腰椎の過度の伸展や屈曲による荷重が関節突起間部に繰り返し加わって生じるストレス骨折と考えられるようになっています。したがって、分離部の組織所見は骨折の偽関節のそれに類似しています。腰椎の分離した椎体と椎弓はそれぞれ安定性を失います。すぐに尾側の椎間板が変性に陥ると、椎体は前方へ滑り出して、分離性腰椎すべり症となります。

青少年の腰椎分離症は、腰痛が生じて間もなくであれば保存的治療による骨癒合が期待できます。成人の腰椎分離症は、保存的治療によって分離部の骨癒合は得られませんが、腰椎分離があるからといって腰痛が必発というわけではありません。痛みがない場合、あるいは痛みが軽度の場合には、仕事やスポーツを必ずしも禁止する必要はありません。